エラン ドール 賞!
エラン ドール 賞は日本映画テレビプロデューサー協会が1年を通して最も活躍して将来有望な新人俳優に贈られる賞です^^エランドール賞は昭和37年から毎年開催されています。今年2007年は劇団ひとりさんや上野樹里さんが受賞されています。毎年とても楽しみです☆功名が辻〈1〉
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さくさく読めるよ |
この本は奥さんにの助言で山内一豊が出生したようなイメージが大きいが、
それだけが要因ではないと思う。山内一豊の『己を知る』ことを意識した生き方も
影響しているように思う。
そういう意味で私は
『謙虚な生き方は人をひきつける』
ということをこの本から学んだような気がする。
余談:さくさく読めてしまうのはさすが司馬遼太郎、内容を掘り下げるのがうまい。
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野太く功名が辻!?明るめで功名が辻!? |
功名が辻。手柄を上げることが武士としての道である、という意味だと思いますが、その荒々しさだけを求めて読むと物足りなさを感じるのは否めません。
司馬遼太郎さんの作品は、義経、燃えよ剣に次3冊目ですが、前の2冊に比べると随分優しい書き方がされている印象を受けます。それはおそらく解説にもある通り、才色兼備な千代をいかに愛すべきキャラクターとして書き上げるかという著者の配慮なのでしょう。(読んでいて仲間ゆきえさんがビタッとはまること請負です。) ここに山内一豊の律儀者というキャラクターが拍車をかけていることは言うに及びませんから、司馬遼太郎イコール文学的な男のかっこいい文章というイメージが少し和らぐのも納得です。元祖親方様信長も是非に及ばずと認めてくれるでしょう。
さて、ストーリーですが、全4巻あるだけに本能寺から関が原までしっかりと歴史を追っています。山内一豊というあまり目立たない武将が主人公だけに客観的に時代を追えるのではないでしょうか。栄華を誇った後の秀吉の狂った様が細かく描かれている点も興味深いです。
読んでいて武者震いするようなシーンはさほど多くはないものの、それでも歴史小説を読んでいて大抵の男子が陥る、まるで自分も戦国に生きた一人の武将にでもなった気持ちで長台詞を復唱してしまうような場面、やはりあります。また細川氏の妻ガラシャの最期や、使いとして夜道山道を走り、途中襲われた時には、着ぐるみもろとも持っていた金貨をぶちまけその隙に逃げ、更に自分はその分追いはぎなどしてなんとか指名を成し遂げる一豊の家臣のくだりなど…。司馬作品、裏切りません。そこにまったくかわいらしく、おちゃめで賢い女性千代となんともいい難い男性像の一豊(と書きつつ、いわんや自分などと赤面の私…)のテンポのいい夫婦仲も描かれているわけですから、タイトルコールはどちらかといえば、明るめで功名が辻!でしょうか?
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千代の描き方がよかった |
司馬さんの作品は推理や分析、資料に偏ってしまいやや小説離れする傾向がありますが、この『巧妙が辻』は小説として楽しめました。
なにより千代が物語を盛り上げてくれます。彼女を才知に長けつつも明るくお茶目な女性として描いたことが、小説の内容を明るくしたのでしょう。他の歴史小説と異なりさほど堅い場面や表現がないので、歴史小説が苦手な人でも楽しめるかと思います。
お薦めです。
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憎めない一豊の必死さ |
山内一豊は、織豊時代から関ヶ原戦後まで生き残り、
最終的には土佐20万石の太守となった戦国武将である。
実際の彼は叩き上げの武者でありつつ、どこか小型の家康といったような、
したたかな政治力も併せ持つ人物だったと言っていいと思うのだが、
その妻・千代のエピソードがあまりに有名であるために、
妻の内助によって支えられた凡庸の人、というイメージが一般に浸透している。
この「功名が辻」はその一豊と千代を主人公とした戦国絵巻で、
大体上記のイメージから外れない人物像で描かれている。
お人よしでありながら、血で血を洗う戦場を駆け巡り、
懸命に「功」を挙げようと奔走する一豊主従の姿は憎めない。
妻・千代はその一豊の凡庸さにじれったさを感じつつ、同時にそんな面を愛してもいる。
なかなかいい関係の夫婦なのだ。
司馬作品のうちでは、かなり「小説的」な作風と言える。
同じく小説的な「国盗り物語」に比べると、主人公が英雄的でない分、
不思議な親しみを感じる作品である。
一豊の生涯は、信長全盛期から秀吉、家康と全ての時期をカバーするので、
戦国史が好きな人は全編飽きずに楽しめるだろう。
また、物語の最後には、維新に禍根を残す一豊晩年の姿も描かれている。
この作品を読んだあと「竜馬がゆく」を読むと、関ヶ原から幕末への連続性を確認できるだろう。
(※1集?4集通読後のレビュー)
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夫婦愛の勝利! |
信長、秀吉、家康と、つぎつぎに天下を取る武将が変わる。めまぐる
しく移り変わる戦国時代。どの武将につき従うかで、おのれ自身、
妻子、家来の運命が変わる。信長の時代から無事に生き残ったのは、
徳川家康と山内一豊だけだと言われている。一豊と千代、二人力を
あわせて時代の波を乗り切ろうとする姿は感動的だ。時には命を
落としそうになるが、それでも必死に生き抜いていく。一豊はどちら
かというと平凡な武将だったのかもしれない。その一豊が土佐の国の
城主になったとき、何かが変わった。晩年の一豊のやり方に、読む者は
違和感を感じるかもしれない。だが、戦国時代を命を賭けて走りぬいて
きた彼だから、やむをえないという思いもする。一豊、そして一豊を
見守り続けた千代。二人の物語は、これからもずっと語り継がれるに
違いない。


